VERMILLIONのリアルなファンであり、VERMILLIONのコンセプトである”IDENTIFY JEWELRY”を体現して、ファッションやジュエリーを自然体で楽しむ人へのインタビュー。第一回目はライフスタイルを軸にライターやエディター、コンサルタントとして活動しながら、ファッションやジュエリーに関する発信も注目を集める前田紀至子さん。VERMILLIONの取り入れ方にも新鮮な視点が光る、前田さんが感じるブランドの魅力やコーディネートのポイントとは？

「自分にまつわるモチーフでも、そうじゃなくても。すんなり自分にフィットしてくれるような魅力がある」

−VERMILLIONと出会って、身につけるようになったきっかけを教えてください。

VERMILLIONとの最初の出会いはバイヤーの友人が「こんなブランドあるよ」と教えてくれたことがきっかけでした。きっと好きそうだな、と思ってくれたのでしょうね。彼女の読みは大当たりで、まさに好みのイメージそのままのブランドでした。

さっそく何か購入したいな、と購買意欲をくすぐられて、まず気になったのはやっぱりアイコニックなZodiac リングでしたが、私は手が小さくて指が細い方だということもあり、まずはサイズが合うZodiac リングの牡牛座と、Rose ピンキーリングを（7号で買って）人差し指にはめよう！と。

私自身は牡羊座だし、特に周りにも牡牛座の人っていなくて、言ってしまえば縁もゆかりもないはずなんですけど、無理なくすんなり受け入れられて。あぁ、こういうのがこのブランドの魅力なんだな、と感じた記憶があります。

−私物アイテムを購入した理由やお気に入りポイントは？　

お気に入りの私物アイテムで言うとほぼ毎日着けている鉄板は、Element -VENTUS- ローブピアスとダブルフィンガーリングの2つでしょうか。情報解禁と同時に絶対買う！と決めていましたし、手に入れた今、すっかりなくてはならない日々の相棒のような存在です。

どちらもさりげなく柔らかな曲線でありながらこなれた佇まいの地金に心奪われたのもありますが、オンオフ問わず、ハレとケのどんなシチュエーションもスタイルも引き立ててくれそうだなぁと。

実際どちらのアイテムも着けていると老若男女問わずあらゆるシーンで褒めていただけることが多く、自己肯定感も上がるという恩恵を受けています（笑）

「ジュエリーのレイヤードに憧れはあるけれど、難しさを感じていた人にこそ試してみてほしい」

No.1 Snake ブレスレット
No.2 Zodiac ブレスレット Pisces＜魚座＞
No.3 Zodiac ブレスレット Taurus＜牡牛座＞

−日々、どのように着用していますか？おすすめのレイヤードや、アレンジ方法はありますか？

先のリングとピアスの他に毎日のように着けているものといえば、Rose ミニパール スライドネックレスでしょうか。デッドストックだという小粒のパールは絶妙にシックなグレーの色味がまた良くて。単体で着けても愛らしいんですけど、スライドネックレスの特性を活かして、レイヤードしたい時にはチョーカーのように思いきり短くするとまた可愛い！と、着けるたび惚れ惚れしています。

レイヤードの時にチャームを着けてもまたVERMILLIONらしさが出せますし、これからの季節はシンプルなTシャツやタンクトップだと味気ないな…という時にこそ、少しずつ集めているチャーム類も思い切ってどんどん重ねたいなと。そう考えるとあまりの暑さで薄着にならざるを得ない夏も楽しみになりそうです。あとは手首のレイヤードなら、去年から愛用しているSnake ブレスレットと新しく発売されたZODIACブレスレットの組み合わせでしょうか。

華奢でありながらも幾つかを重ねることで、それぞれの「個」の魅力が感じられる気がしています。個人的にはSnakeの瞳にセッティングされているエメラルドとシンクロさせて牡牛座を着けたいなと。うーん、そう考えるとやっぱり牡牛座に縁があるのかもしれません（笑）

No.1 Zodiac リング Gemini＜双子座＞
No.2 Element -VENTUS- ダブルフィンガー リング
No.3 Rose ピンキーリング

−自身のスタイリングの中で、VERMILLIONのアクセサリーはどんな存在ですか？

偉そうにレイヤード、とか言っておきながら実はこれまでジュエリーの重ね着けって上級者感があるというか、敷居が高い感じがしてそんなに得意ではないというのが正直なところでした。

ですが、VERMILLIONのジュエリーと出会って、「こんなにも自由自在に楽しめて、こうも組み合わせがしっくり来るものなのか！」と嬉しいカルチャーショックを受けていたりもします。あらゆるブランドをその時々の好みで買うとどうしても偏りが出てしまうというか、重ねて着けてもどうもアンバランスに感じていたこともあるのですが、VERMILLIONはそれぞれを合わせて着ける前提で考え尽くされて作られているからこそ、テクニックレスで重ね着け上級者に見せてくれるのかもしれません。

−今現在「VERMILLIONが気になっている」という方に気持ちやメッセージをお願いします。

すっかりVERMILLIONファンになった私は、周囲におすすめするだけでは飽き足らず、光栄にも一日店長をさせていただいたり、ちょっとした特別なギフトとして差し上げたりするようになっていますが、皆さんが心から気に入ってくださっているのを間近で見て嬉しい気持ちになっています。

もしも気になっているとしたら、どれか一つピンと来たアイテムを購入してみると、きっと満足できるはず。

そして「何から買えば良いのかな？」と悩んだ時には、定期的に配信されているインスタライブのチェックもおすすめです。私も時々登場させていただくこともあるので、機会があればライブ越しにお目にかかれたら嬉しいですね。

  

-Profile-

前田紀至子
新潮社『nicola』専属モデルや光文社『JJ』編集部でのライターを経て、現在はフリーライター、PRプランナーとして活躍。旅行や美容を中心に、ライフスタイルに関する記事を雑誌やWebサイトに寄稿。この度新たにWEBメディア、ESSENTIAL TRAVELをローンチ。
Instagram:@ki45m

Text :KISHIKO MAEDA
Photo：KAORI YAMANE